近刊情報2:松岡『ルーマン法理論を超えて』

こんなんも出るそうです。(via naoxi)

  • 松岡伸樹 著
    『法的内部観測理論の試み──ルーマン法理論を超えて』
    税込定価 3360円
    A5判 上製
    ISBN:4779500362

■法的自己組織性の可能性――空間的であり、時間的である法の「内部」を考察する
現代社会をめぐる法の目的の変化を踏まえ、あらゆる行為=決断の場面に現われる法の「内部観測者」の存在を定位し、法的自己組織性理論のリフレクション機能を駆使して「相対化の相対化」としての法理論を構想した若き俊英の労作。



■「まえがき」より抜粋
本書の目的は「自己と他者」、「内部と外部」という共通のテーマを問題としている「法的自己組織性理論」と「法システム理論」の違いを明確にした上で、法的自己組織性の可能性について論ずることにある。これまでに、空間的であり、かつ時間的である法の「内部」を(特に「内部観測」の観点から)考察したものがなく、その意味で本書は法「内部」の法哲学的考察という試みと言うことができるだろう。


という、手に取るのがちょっと怖い感じの売り文句で...。

ところで ルーマン理論って──いまなお(?)──
を超えて
とか言っとけば「なんか言った感じ」がちょっとでもする対象ではあるのですかね。

不思議。