行動科学入門―社会科学の新しい核心 (1970年) (ブルーバックス)
- 作者: 関寛治,犬田充,吉村融
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 1970
- メディア: 新書
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- 第一章 行動科学の発端
- 第二章 行動科学の文明論的意義
- 第三章 人間観の転換と行動科学
- 第四章 「政治行動」とはなにか
- 第五章 「政治行動論」の新次元としての「国際体系論」──目的と対象
- 第六章 国際体系論の方法1──モデルによる方法・総論
- 第七章 国際体系論の方法2──概念モデルによる方法
文献
- ラルフ・リントン(1945)『世界危機における人間科学 Science of Man in the World Crisis』ISBN:B000JBD7Z0(1952)、ISBN:B000J9EF12、ISBN:B000J9EF0S
- ジョン・ギリン(1949)『人間科学の展開 For a Science of Social Man』ISBN:B000JAMK0E(1961)
- 「人間に関する諸科学間の統合的研究の可能性を探求すること」を目的としたウェンナー・グレン財団の資金によるもの。
J. G. ミラーを中心としてシカゴ大学において1940年代半ばに始まった行動科学運動は、各地で散発的に生じていたこうした同時代における「人間の科学」の定式化の一つとして登場し、もっとも成功したものだと捉えるべきなのであろう。
ネットに落ちていた関連文献
- 徳永 恂(1989)「人間科学とは何だろうか:ゆらぎの中での自己反省と自己組織化」(大阪大学人間科学部紀要 15)
http://hdl.handle.net/11094/4178