所有研用。
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『社会の経済』偶発性定式としての稀少性とコミュニケーション・メディアとしての「所有」について。
I 稀少性の自己言及性とその人間学的解釈例
- 注14 「社会・宗教・意味」 in 『自己言及性について (ちくま学芸文庫)』
- 注11, 18 ポール・デュムシェル&ジャン・ピエール デュピュイ『物の地獄―ルネ・ジラールと経済の論理 (叢書・ウニベルシタス)』
II 農民社会における道徳経済
- 注20
- George M. Foster, 1965, Peasant Society and the Image of Limited Good.
https://www.jstor.org/stable/668247 - George M. Foster, 1967, Tzintzuntzan: Mexican Peasants in a Changing World
- George M. Foster, 1965, Peasant Society and the Image of Limited Good.
- 注21 ジェームス・スコット(1976→1999)『モーラル・エコノミー―東南アジアの農民叛乱と生存維持』高橋彰 訳、筑摩書房:道徳経済
- 注22
- カール・ポランニー(1944)『[新訳]大転換』 [asin:4492370293]
- ギャレス・デイル(→2019)『カール・ポランニー伝』平凡社
- 佐藤光(2006)『カール・ポランニーの社会哲学―『大転換』以後 (MINERVA人文・社会科学叢書)』ミネルヴァ書房
- 若森みどり(2009)「カール・ポランニーの「経済社会学」の誕生──『大転換』から『人間の経済』へ」
https://www.jstage.jst.go.jp/article/jshet/51/2/51_33/_article/-char/ja/ - 野口建彦(2011)『カール・ポラニー 市場自由主義の根源的批判者』文眞堂
- 野口建彦「ポラニーの知的遺産と二人のノーベル経済学賞受賞者のポラニー評価」
http://www.eco.nihon-u.ac.jp/center/economic/publication/pdf/06-01noguchi.pdf - 若森みどり(2011)『カール・ポランニー―市場社会・民主主義・人間の自由』
- 若森みどり(2015)『新書784カール・ポランニーの経済学入門 (平凡社新書)』
- ルイ・デュモン Homo aequalis : génesis y apogeo de la ideología economía, ISBN:2070119882
- カール・ポランニー(1944)『[新訳]大転換』 [asin:4492370293]
III コミュニケーション・メディアとしての所有/偶発性定式としての稀少性
- 注27 マーシャル・サーリンズ(1974→1984)『石器時代の経済学 〈新装版〉 (叢書・ウニベルシタス)』
- 注32 エルマン・サーヴィス(1966)『現代文化人類学〈2〉狩猟民 (1972年)』
- 注35 ジョン・G・A・ポーコック(1979→1993)「所有の流動性と18世紀社会学の興隆」 in 『徳・商業・歴史』
- 注36 Dietmar Willoweit, Dominium und Proprietas: Zur Entwicklung des Eigentumsbegriffs in der mittelalterlichen und neuzeitlichen Rechtswissenschaft, Historisches Jahrbuch (1974)
IV 貨幣の登場による稀少性の二重化。所有と貨幣の差異
V 二次コード化によって可能となった諸々のパラドクス緩和策について
- 注50 Nicholas Xenos, 'Classical Political Economy: The Apolitical Discourse of Civil Society', Humanities in Society, 3 (1980), 229-42.:欲求の抽象化
- 注51 ヒューム「公的信用論」
- ヒューム「公的信用論」の紹介あり:マーク・ブライス(→2015)『緊縮策という病:「危険な思想」の歴史』 若田部昌澄 監訳、NTT出版
http://www.nttpub.co.jp/search/books/detail/100002357
- ヒューム「公的信用論」の紹介あり:マーク・ブライス(→2015)『緊縮策という病:「危険な思想」の歴史』 若田部昌澄 監訳、NTT出版
- 注63 カール・ポランニー『経済の文明史 (ちくま学芸文庫)』: 貨幣鋳造の登場
- 注64 Pierre-Paul Le Mercier de la Rivière de Saint-Médard, 1767, L'Ordre Naturel Et Essentiel Des Sociétés Politiques. :重農主義の法解釈
- 安藤裕介(2014)『商業・専制・世論―フランス啓蒙の「政治経済学」と統治原理の転換』創文社
- 注65 モートン・J. ホーウィッツ(1977→1996)『現代アメリカ法の歴史 (アメリカ法ベーシックス)』 樋口範雄訳、弘文堂:アメリカ慣習法における所有概念の拡張について。
- VI 別の展開法としての労働
- VII コード/プログラム。稀少性の代理標識としての価格
参考
経済
- アラン・バーナード(2000→2005)『人類学の歴史と理論 (明石ライブラリー)』明石書店
- カール・ポランニー(1966→1975/2003)『経済と文明―ダホメの経済人類学的分析 (1975年)』ISBN:4480088709
- カール・ポランニー(1977)『人間の経済 2 交易・貨幣および市場の出現 (岩波現代選書)』 (岩波現代選書)
- カール ポランニー(1975/2003)『経済の文明史 (ちくま学芸文庫)』(ちくま学芸文庫) 日本編纂のアンソロジー
- クロード・メイヤスー(1975→1977)『家族制共同体の理論―経済人類学の課題 (1977年)』 筑摩書房
- クロード・メイヤスーほか(1980)『マルクス主義と経済人類学 (1980年)』[asin:4806802883] 山崎カヲル編訳、柘植書房新社
- ジョージ・ドルトン(→1980)『経済体制の理論―経済人類学からのアプローチ』サイマル出版会
- モーリス・ゴドリエ(→1980)『経済人類学序説―マルクス主義批判 (Shinhyoron selection (44))』 日本ブリタニカ
- ルイ デュモン()『個人主義論考―近代イデオロギーについての人類学的展望』
- 栗本 慎一郎編()『経済人類学を学ぶ (有斐閣選書)』(有斐閣選書)
- 松村圭一郎(2008)『所有と分配の人類学―エチオピア農村社会の土地と富をめぐる力学』 世界思想社
法学
-
- 村上淳一(1975)「近代的所有権概念の成立」 in 我妻 栄ほか(1975)『私法学の新たな展開―我妻栄先生追悼論文集 (1975年)』 有斐閣
- 書評:河上倫逸, 法制史研究, 1977-27. https://doi.org/10.5955/jalha.1977.342
- 村上淳一(1976)「近代法大系の成立と『所有権』」 『法学協会雑誌』93-2:1-65
- 村上淳一(1975)「近代的所有権概念の成立」 in 我妻 栄ほか(1975)『私法学の新たな展開―我妻栄先生追悼論文集 (1975年)』 有斐閣
- 村上淳一(1979)『近代法の形成 (岩波全書)』岩波全書
- 第一章 政治社会と国家
- 第二章 既得権・所有権・人権
- 第三章 私法と公法
- 第四章 平和と法
- 石井紫郎(1983)「財産と法──中世から現代へ」 in 芦部信喜ほか編(1983)『岩波講座 基本法学〈3〉財産』 岩波書店
- 和田卓朗(1984)「書評:石井紫郎著「財産と法―中世から現代へ―」(岩波講座「基本法学3 財産」所收)」 法制史研究 1984(34), 491-494.
http://htn.to/3S5kVFPTmk
- 和田卓朗(1984)「書評:石井紫郎著「財産と法―中世から現代へ―」(岩波講座「基本法学3 財産」所收)」 法制史研究 1984(34), 491-494.
- 村上淳一(1997)『〈法〉の歴史』ISBN:4130065165 東京大学出版会
http://www.utp.or.jp/book/b306595.html - 村上淳一業績一覧:http://id.nii.ac.jp/1317/00000300/
道徳経済と労働
- エドワード・P・トムスン(1955→2003)『イングランド労働者階級の形成』 青弓社
https://www.seikyusha.co.jp/bd/isbn/9784787232137/ - G.M. トレヴェリアン『イギリス史 1』みすず書房
- G.M. トレヴェリアン『イギリス社会史〈1〉』藤原浩・松浦高嶺訳、みすず書房
目次:https://www.msz.co.jp/book/detail/02028.html - ピーター・ラスレット『われら失いし世界―近代イギリス社会史』 川北稔・山本正・指昭博訳、三嶺書房