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社会学的システム理論の軌跡――ソシオサイバネティクスとニクラス・ルーマン
- 作者:赤堀三郎
- 発売日: 2021/03/05
- メディア: 単行本
読書会があると聞いて。
プレイ・マターズ 遊び心の哲学 (Playful Thinking)
総特集:自己啓発。
3/10 まで。
総特集:自己啓発。
パートのお仕事と朝カル「哲学講義」用。
第II部 工学教育
第III部 職業教育運動
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本日もひとさまのおかげで論文が読めまする。
本論文は企業の内部における霰業能力の評価制度と能力開発の関連について、戦後の日本企業の中で査定を通じた労務管理システムと教育訓練とが結びついていく過程を明らかにしようとするものである。このため1970年代以降の企業内教育の中で重要視されてきた「自己啓発」という語に注目し、この語によって表わされる一連の行為や規範を「自己啓発」概念として、その成立過程を1960年代の企業経営者および管理者の意思決定の経緯に沿って分析した。
「自己啓発」概念は高度成長期の労働力の変化に対応しようとする中で、賃金体系を柔飲な連用が可能な「職務遂行能力」に基づくものに改める過程で成立した。それは潜在能力の発見-能力の開発-業績としての能力の発揮という「プロセスとしての能力」を前提としており、教育訓練を賃金や昇追と結びついた労務管理システムの中に組み込んでいき、70年代以降の「日本的経営」の中で機能してきたのである。
キーワード:企業内教育、労務音理、仕耳競争モデル、内部労働市場、日本的経営