V 作動の自己言及的自己閉鎖性

  • p.279 〈作動/構造〉
  • p.283

 真理のコミュニケーションのための特別なシステムが閉鎖しているための条件は、あらゆるここの作動とシステムのコードの関係にのみ、見てとれる。

それは、あらゆる命題のなかに「真」ないし「非真」という語がでてこなければならない、という意味ではない。 科学的コミュニケーションは、その種の暫定的に最終的な確認のみから成り立っているわけではない。

それは、真理/非真理というコードとの関係が、コミュニケーションどうしの回帰的関係を可能にし、そrねいよって作動から作動へと承認されていく、という意味である。まさしくこの意味において、コードはメディアの核心をなすものである。このコードが研究決を真と非真の値に割り当てるはたらきをするならば、後戻りや先取りが可能 である。

「暫定的に最終的な」?