夕食後半。
- 作者: ニクラスルーマン,Niklas Luhmann,馬場靖雄,江口厚仁,上村隆広
- 出版社/メーカー: 法政大学出版局
- 発売日: 2003/12
- メディア: 単行本
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- 序 言
- 第1章 法理論はどこから出発すべきか
- 第2章 法システムの作動上の閉鎖性
- 第3章 法の機能
- 第4章 コード化とプログラム化
まで。
■まとめメモ:
- 法システムの作動的閉鎖にとって基底的なのは〈妥当〉というシンボルである。(コードではない。)〈合法/不法〉というコードは、〈妥当〉がつくりだす〈作動的閉鎖〉のもとで 使用可能になる。(逆ではない。)
- 〈妥当シンボル〉は〈支払い〉や〈集合的拘束力〉と比較できる。
- ただし、「経済的」なコミュニケーションのすべてが〈支払い〉であるわけではないように、「法的」なコミュニケーションのすべてが〈妥当〉の移送にかかわっているわけではない。
ならばなぜ、或るコミュニケーションについて、それが「経済的」だとか「法的」だとか言えるのですか?>ルーマン先生