涜書:ルーマン『社会の法』

夕食後半。

社会の法〈1〉 (叢書・ウニベルシタス)

社会の法〈1〉 (叢書・ウニベルシタス)

さらにはじめからもういちど♪

  • 序 言
  • 第1章 法理論はどこから出発すべきか
  • 第2章 法システムの作動上の閉鎖性
  • 第3章 法の機能
  • 第4章 コード化とプログラム化

まで。


■まとめメモ:

  • 法システムの作動的閉鎖にとって基底的なのは〈妥当〉というシンボルである。(コードではない。)
    〈合法/不法〉というコードは、〈妥当〉がつくりだす〈作動的閉鎖〉のもとで 使用可能になる。(逆ではない。)
  • 〈妥当シンボル〉は〈支払い〉や〈集合的拘束力〉と比較できる。
    • ただし、「経済的」なコミュニケーションのすべてが〈支払い〉であるわけではないように、「法的」なコミュニケーションのすべてが〈妥当〉の移送にかかわっているわけではない。


ならばなぜ、或るコミュニケーションについて、それが「経済的」だとか「法的」だとか言えるのですか?>ルーマン先生