人様に複写していただいた論文をありがたく読むスレm_(. _ .)_m
- Luhmann (1980→1981) Kommunikation über Recht in Interaktionssystemen
- Luhmann (1981) Communication about Law in Interaction System
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Ausdifferenzierung des Rechts: Beitraege zur Rechtssoziologie und Rechtstheorie
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Advances in Social Theory and Methodology: Towards an Integration of Micro- and Macro-sociologies
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- Interaction systems and societal systems
- The thematization of norms
- Conflict and thematization thresholds
- Thematization of law and social support
- The separation and interdependence of systems
- Conflict resolution by contract
- The de-thematization of law
「societal system」が複数形になっておるね。
あと こっちも再読。
- ルーマン(1987→1998)「社会と相互行為の進化的分化」in 『ミクロ‐マクロ・リンクの社会理論―「知」の扉をひらく』
1980/1981 論文では、確かにルーマン自身が「ミクロ/マクロ」語法に依拠しているように読める。しかし1987年のほうは そうではないことが、はっきりと確認できる。
〈ミクロ/マクロ〉というレベルの差異に基づく定式を、〈相互行為/全体社会〉というシステム準拠の差異へと「取り替える」と言っているのだから。
VII
[p.94]
問題はここに謂う〈レベルの概念(あるいは「論理的リファレンス」)/システムの概念(あるいは経験的リファレンス)〉なる対照の含意である。
これは〈分析的/経験的・現実的〉という対照とパラレルなものだと考えるのが、もっともシンプルな解釈だと思われるが。