大庭 健(2004)『所有という神話:市場経済の倫理学』

所有という神話―市場経済の倫理学

所有という神話―市場経済の倫理学

  • 序 章 余剰と利潤、自己愛と共感

第1部 市場について

  • 第1章 経済システムにおける市場/経済主体にとっての市場:市場経済倫理学的アセスメントのために
  • 第2章 共生の強制、もしくは寛容と市場

第2部 所有について

  • 第3章 所有という問い:私のものは私の勝手?
  • 第4章 所有というナウい神話:間柄の私有化の思想史

第3部 平等について

  • 第5章 人はみな平等である、とはどういうことか
  • 第6章 機会の平等・結果の平等
  • 第7章 人‐間的“関係”の関係?存在承認の平等
  • 終 章 平等の正当化