いただきもの:小宮友根『実践のなかのジェンダー』

ありがとうございます。
というか、やっと出たよ。

酒井・小宮(2007) 酒井・小宮「社会システムの経験的記述とはいかなることか」『ソシオロゴス』vol.31 - 呂律 / a mode distinction も 改稿されて収録されております。どうぞ ご一読(は さておき ご購入)を。

実践の中のジェンダー?法システムの社会学的記述

実践の中のジェンダー?法システムの社会学的記述

I部 社会秩序の記述

  • 第1章 性現象の「社会」性
    • 1 はじめに
    • 2 パフォーマティヴィティ概念の構成
    • 3 パフォーマティヴィティ概念の困難
    • 4 「構築」主義の「思考上の制約」
    • 5 行為の記述と社会生活の編成
    • 6 おわりに
  • 第1章補論 行為とコンテクストの相互構成的関係あるいは間接的言語行為について
    • 1 オースティンの「パフォーマティヴ」
    • 2 デリダのオースティン批判
    • 3 デリダのオースティン批判の問題点
    • 4 コンテクストを作ること
  • 第2章 社会システムの経験的記述
    • 1 はじめに
    • 2 社会秩序の概念化をめぐる問題
    • 3 ルーマンの「社会システム」
    • 4 ルーマンの「相互行為システム」
    • 5 「対面状況」の社会システム論的記述
    • 6 おわりに
  • 第3章 社会秩序の記述と批判
    • 1 はじめに
    • 2 論争: 会話分析 vs. 批判的談話分析
    • 3 ミクロ―マクロ問題
    • 4 「価値判断」と記述の身分
    • 5 おわりに

II部 法的実践の中のジェンダー

  • 第4章 法的推論と常識的知識
    • 1 はじめに
    • 2 「法と社会」という思考法
    • 3 実践としての法的推論
    • 4 判決文の理解可能性
    • 5 おわりに:全体社会のサブシステムとしての法システムの作動
  • 第5章 強姦罪における性的自由
    • 1 はじめに
    • 2 強姦罪の正当性をめぐる争い
    • 3 強姦罪の「古い」解釈
    • 4 法的実践のなかの「被害者の意思」
    • 5 おわりに
  • 第6章 被害者の意思を認定する
    • 1 はじめに
    • 2 「判決文を書く」実践
    • 3 「被害者の意思」を推論する方法
    • 4 被害者の意思を認定する
    • 5 おわりに
  • 第7章 ポルノグラフィと「女性の被害」の経験
    • 1 はじめに
    • 2 反ポルノグラフィ公民権条例
    • 3 「行為」か「表現」か
    • 4 ポルノグラフィと「女性の被害」
    • 5 おわりに:革命的カテゴリー
http://www.shin-yo-sha.co.jp/mokuroku/books/978-4-7885-1254-2.htm