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社会学研究互助会(第3期)第二回オフライン研究会:小宮友根『実践の中のジェンダー』合評会

昨年8月におこなった第一回研究会(id:contractio:20110828)に続き、二回目の今回は合評会です。 要事前申込み。 著作紹介ページ:小宮友根『実践の中のジェンダー』(2011、新曜社) 社会学研究互助会(第3期)第二回オフライン研究会小宮友根『実践の中…

小宮友根『実践の中のジェンダー』紹介ページを作成しました

3月3日(フェミの日)の合評会(id:contractio:20120303)二週間前にしてようやく著者解説文が届きましたよェ....。 著作紹介小宮友根(2011)『実践の中のジェンダー』 実践の中のジェンダー?法システムの社会学的記述作者: 小宮友根出版社/メーカー: 新…

ライル『ジレンマ』

某臨床哲学者宛のメールを書くために第八章を再読。 1953年春学期にケンブリッジで行われた連続講演をまとめたもの。 ジレンマ―日常言語の哲学 (双書プロブレーマタ (3-3))作者: ギルバート・ライル,篠沢和久出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1997/08/01メ…

社会学研究互助会:合評会日程調整中....

サイト更新。 社会学研究互助会 ただいま、 小宮友根『実践の中のジェンダー?法システムの社会学的記述』 前田泰樹『心の文法―医療実践の社会学』 鶴田幸恵『性同一性障害のエスノグラフィ―性現象の社会学 (質的社会研究シリーズ)』 の合評会をそれぞれ準備…

中村和生再訪

ラトゥール月間継続中:http://d.hatena.ne.jp/contractio/20111101#p1 中村和生(1996)「エスノメソドロジー的関心:科学の日常性」、『現代社会理論研究』 (6)、73-86. 中村和生(1999)「科学的理論化をめぐって」、『年報社会学論集』 (12)、234-245. 中…

エスノメソドロジー・会話分析研究会 WEBサイト更新

「もっと学びたいひとのためのEMCA文献情報」 > 「研究会会員の著作紹介」コーナー の下記著作紹介頁を更新(部分情報のアップや書評情報の追加など)しました。 西阪仰・高木智世・川島理恵(2008)『女性医療の会話分析(テクノソサエティの現在3)』、文…

社会学研究互助会「哲学者、エスノメソドロジーに遭う」配布資料公開

8月28日に開催した、社会学研究互助会「哲学者、エスノメソドロジーに遭う」(id:contractio:20110828)の配布資料を公開しました。 http://socio-logic.jp/#ethnomethodology 鈴木生郎さん: http://socio-logic.jp/gojo01_suzuki.php 井頭昌彦さん: http:…

エスノメソドロジー・会話分析研究会 WEBサイト更新

http://emca.jp/ 「研究会の活動」コーナーに、秋の大会のプログラムと報告要旨を、また、 「もっと学びたいひとのためのEMCA文献情報」 > 「研究会会員の著作紹介」 コーナーに、下記著作の紹介ページをアップしましたよ。 小宮友根『実践の中のジェンダー …

いただきもの:小宮友根『実践のなかのジェンダー』

ありがとうございます。 というか、やっと出たよ。 酒井・小宮(2007) も 改稿されて収録されております。どうぞ ご一読(は さておき ご購入)を。実践の中のジェンダー?法システムの社会学的記述作者: 小宮友根出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2011/09/21…

(2011-08-28)社会学研究互助会(第3期)第一回オフライン研究会:「哲学者、エスノメソドロジーに遭う」

終了しました。満員御礼。 第二回にもご期待ください。要事前申し込み。そろそろ締め切りますよ。 募集終了。 鈴木生郎さん(分析形而上学)と井頭昌彦さん(科学哲学)にお話を伺う ゆるふわな会です。 哲学者・社会学者以外の方も、ぜひどうぞ。 ただし『…

涜書:クルター『心の社会的構成』

明日の準備その2。心の社会的構成―ヴィトゲンシュタイン派エスノメソドロジーの視点作者: ジェフクルター,Jeff Coulter,西阪仰出版社/メーカー: 新曜社発売日: 1998/02メディア: 単行本 クリック: 7回この商品を含むブログ (18件) を見る

涜書:串田&好井『エスノメソドロジーを学ぶ人のために』

明日の準備。エスノメソドロジーを学ぶ人のために作者: 串田秀也,好井裕明出版社/メーカー: 世界思想社発売日: 2010/04/21メディア: 単行本(ソフトカバー)購入: 1人 クリック: 39回この商品を含むブログ (14件) を見る EMCA研究会:串田秀也・好井裕明 編…

前田・水川・岡田 編『ワードマップ エスノメソドロジー』

わたくしもまた課題図書を読まねばならぬ。(なに書いてあったか忘れた的な意味で) エスノメソドロジー―人びとの実践から学ぶ (ワードマップ)作者: 前田泰樹,水川喜文,岡田光弘出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2007/08/03メディア: 単行本(ソフトカバー)…

戸田山『科学哲学の冒険』

上掲論考を読むに、『冒険』の「科学哲学の目標」のあたりが、上記引用箇所に関連しているように思われる。科学哲学の冒険 サイエンスの目的と方法をさぐる (NHKブックス)作者: 戸田山和久出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2005/01/27メディア: 単行本(ソフ…

涜書:戸田山(2002)「科学(者)のなかの哲学(者)」

通勤の友。 戸田山和久, 2002,「科学(者)のなかの哲学(者)」『哲学の探求』29, 15-30.http://www.wakate-forum.org/data/tankyu2.content/content29.php 科学者も探求の或る局面で、複数のリサーチ・プログラムの優劣を論じたり、ある結果を発見といって…

細馬(2009)「書評 西阪仰『分散する身体」

ひとさまにいただいたファイルを読む通勤時間。 細馬 宏通(2009)「書評 西阪仰『分散する身体--エスノメソドロジー的相互行為分析の展開』勁草書房,2008」、社会言語科学 11(2) 全文貼りつけたいほど素晴らしい。

涜書:リンチ(1992)「認識論から科学社会学へ」

だれか伊勢田本のちゃんとした書評を書くなり合評会を企画するなりしようというココロある社会学者はいないのかおい。 このトゲった関連で: Togetter - 「伊勢田哲治「科学的合理性と二つの「社会」概念」におけるエスノメソドロジー研究の位置」 Togetter …

ラウンドテーブル「対人援助職の実践を記述する:ヘルスコミュニケーションのエスノメドロジー」

@日本保健医療社会学会大会 詳細:http://square.umin.ac.jp/jhms37/index.html via 中のひと。 日時:5月22日(日) 15:10~17:20 会場:大阪大学 豊中キャンパス 文系総合研究棟 3 階講義室 L3(会場2) 第37回日本保健医療社会学会大会 ラウンドテーブル・デ…

ヴァルデンフェルス『講義・身体の現象学』

タレコミがあったので確認読み。第3章。 講義・身体の現象学―身体という自己作者: ベルンハルトヴァルデンフェルス,Bernhard Waldenfels,山口一郎,鷲田清一出版社/メーカー: 知泉書館発売日: 2004/04メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (6…

成城EMCA研究会

@成城 第16回データセッション 発表者 森一平(東京大学)「小学校の一斉授業における知識の扱われ方」 海老田大五朗(新潟青陵大学)「ストレッチングにおける柔道整復師と患者の相互行為」 http://socinfo.g.hatena.ne.jp/contractio/20110514

社会言語研究会

@本郷 午前中、法社会学会のEMセッションを見て、そのあと solaへ。 1時間ほどだけ顔を出して、すぐに子守のため帰宅。 ■探索本組織とネットワークの社会学作者: 宮本孝二,森下伸也,君塚大学出版社/メーカー: 新曜社発売日: 1994/04/01メディア: 単行本…

涜書:山田(2000)「サックスの「社会化論」」

ひとさまに複写していただいた論考を拝読するものである。 山田富秋、2000、「XI サックスの「社会化論」」 in 野性の教育をめざして―子どもの社会化から超社会化へ作者: 亀山佳明,矢野智司,麻生武出版社/メーカー: 新曜社発売日: 2000/03メディア: 単行本こ…

涜書:Heath, Hindmarsh & Luff 「データセッションの序言」

ひとさまにいただいた私訳を拝読するものである。 Appendix 3: Tips for Data Sessions in Video in Qualitative Research (Introducing Qualitative Methods series): Analysing Social Interaction in Everyday Life作者: Christian Heath,Jon Hindmarsh,P…

涜書:上野直樹&西阪仰『インタラクション―人工知能と心』

他人に薦めた手前、再読するものである。 サッチマン『プランと状況的行為―人間‐機械コミュニケーションの可能性』注解、という感じの対談(インタビュー?)です。インタラクション―人工知能と心作者: 上野直樹,西阪仰出版社/メーカー: 大修館書店発売日: 2…

涜書:椎野『エスノメソドロジーの可能性』

再訪。エスノメソドロジーの可能性―社会学者の足跡をたどる作者: 椎野信雄出版社/メーカー: 春風社発売日: 2007/04メディア: 単行本 クリック: 10回この商品を含むブログ (11件) を見る http://books.google.co.jp/books?id=Y33Rm7OjdccC はじめに 1 第1部 …

もっと学びたいひとのためのエスノメソドロジー・会話分析文献:『患者参加の質的研究』

エスノメソドロジー・会話分析研究会 > 「もっと学びたいひとのためのEMCA文献情報」 > 「研究会会員の著作紹介」コーナー に、下記著作の紹介ページをアップしましたよ。 北村隆憲・深谷安子 監訳『患者参加の質的研究──会話分析からみた医療現場のコミュニ…

第14回 成城エスノメソドロジー・会話分析研究会:読書会とビデオデータセッション

於 成城大学 参加希望者は akiya0427[@]gmail.com に申し込みを。 下記のとおり、ビデオデータを用いたデータセッションおよびEM読書会の開催を予定しております。特に参加要件はないので、関心ある方の参加をお待ちしております。なお、資料準備の都合上、…

いただきもの:前川「アメリカの子供たち」/ガルシア「口論無しの紛争解決」

ありがとうございます。 前川真行(2010)「アメリカの子供たち」「第5回市民フォーラム 都市を巡る旅 旅の記録」(大阪府立大学エクステンションセンター) アンジェラ・ガルシア(1991=2010)「口論無しの紛争解決−調停の相互行為組織はいかにして言い争…

新年(研究)会:ご参考 - トゥギャッターの新年会関連リスト

Togetter - 「ブルデューの研究手法と対応分析:「計量社会学はいかに行われるべきか・それには何ができるのか」という問題の下位問題」はてなブックマーク - Togetter - 「ブルデューの研究手法と対応分析:「計量社会学はいかに行われるべきか・それには何…

新年(研究)会の中心課題について

このエントリでは、新年会の検討課題──[a] 「社会空間」概念に焦点をあてたうえで、[b] ブルデューによる 計量的手法の使い方を中心に検討すること──について敷衍する。 参照文献は、後ほど適宜追記する。 この課題の前提となっているのは、下記の「見立て=…