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紛争処理/法の機能

http://d.hatena.ne.jp/contractio/20040101#p3/http://d.hatena.ne.jp/contractio/20040114#p2 ターナーはグラックマンの弟子。──だって。へー。(google:ターナー+グラックマン)「社会あるところに紛争あり」‥‥というヴィジョンは、すでに我々にとってな…

お買いもの

マックニール編、『紛争の社会科学:社会的紛争の本質』、千葉正士編訳、東京創元新社, 1970 1000円にてゲト。 千葉正士、『法と紛争』、三省堂, 1980 3000円にてゲト。これが欲しかったんだが。見つからず。 ホーベル、『法人類学の基礎理論:未開人の法』…

shifter:番外編(偽伝図のミード)

id:hidex7777:20040117#p6 / id:contractio:20031214#p1 まず、ヤコブソンから引用: 指標index的象徴、特に、人称代名詞は、フンボルトに基づく伝統においては、言語のもっとも基本的・原始的な層に属するものとされているが、そうではない。それはコードと…

shifter:番外編(偽伝図のミード)

メモ:id:hidex7777:20040117#p6/id:contractio:20031214#p1

日社>ルーマン語録>「コードと機能分化」をめぐる『転回』

に、『社会の法』第2章から、同趣旨の論点をピックアップ。 ルーマン・フォーラムにおけるディスカッション用の資料(というか、酒井のブラックメール用資料というか)。

結局

ここで→【id:contractio:20031215#p1】書いたハナシを考え直しつつ、ルーマン・フォーラム宛にメールを書い──たり文献を読んでいたり──していたら一日が終わった。 結論は? ──「機能分化」とか「バイナリーコード」とか気軽に語るのやめませんかみなさん、…

閉鎖性・システム-リファレンス・レリヴァンス

仕事しつつ考えつつ書きつつ仕事しつつ考えつつ書きつつ(以下同様)〜〜(完徹)〜〜(中略)〜〜してたらかなりわけわかんなくなってきました──仕事も終わりませんでちた(ノ_・、) ──ので、この項は、後日丸ごと書き換えて再掲しまつ。 >>> [20031221] 結…

shifter:その4

●ルーマン側の事情: 「妥当性」概念は、「法の実定性」の概念規定と関わる 「shifter」概念は、次の【2】と関わる; 【比較可能性1】〈反省/シンボル〉〜〈観察/作動〉[p.102] =〈自己記述〜自己観察(二次の観察)/作動の接続〉 【比較可能性2】〈シ…

お買いもの

てことで、古書店に注文: エミール・バンヴェニスト『一般言語学の諸問題』、みすず、1983/01、6000円 ASIN:4622019795 図書館にいけば必ずある本ではあるが。4800円という値段をみてつい買ってしまう罠。くそっ。

shifter:その3

●ヤーコブソン側の事情: ヤーコブソン(1973)「転換子と動詞範疇とロシア語動詞」 ASIN:4622019701 ヤーコブソン先生がここでそもそもやろうとしたことはといえば[邦訳p.157]: 参加者が含まれる 参加者が含まれない designator connector designator conn…

Causalityの解釈。n.115 Francis Heylighen, Causality as Distinction Conservation: A Theory of Predictability, and Time Order, in Cybernetics and Systems20 (1989), p.361-384 chap10:n5も見よ

n.87 M. Balkin, Nested Oppositions, Yale Law Review 99 (1990), P1669-1705 M. Balkin, Deconstructive Practice and Legal Theory, Yale Law Review 96 (1987), p.743-786 電子テクストが著者さんのサイトで公開されてるのをハッケソ: http://www.yale.…

お買いものリスト

くんくんくん。なんとなく(;°Д°)名著のヨカーン n.42 神判「訴訟記録の資料が裁判官に判決を下すことを許さない場合には、訴訟当事者は神の審判に託される」:──《ハードケース》の判決に対する道徳的根拠付けの機能的等価物 ジャン・ボテロ Jean Bottero『メ…

shifter (その2)

ひきつづき「妥当性というシンボル」についての第2章注131。 google:shifter+文脈でヒットしたのが下記文献: 東郷雄二「定名詞句の「現場指示的用法」について」 in 「京都大学総合人間学部紀要」第9号 [site][file] ありがたく参照=引用させていただくと…

shifter

chap.2:n.131 誰か 転換子shifter と 指標詞indexical の違いを教えてくれないか。 参照されているドイツ語訳 Roman Jakobson, Verschieber, Verbkategorien und das russische Verb, in Form und Sinn:Sprachwissenschaftliche Betrachtungen, München 1974…

natural selection

chap.1:n.27 Bagehot,Walter (1826-1877), "Physics and Politics:Thoughts on the Application of the Principles of >>Natural Selection →ウォルター・バジョット『自然科学と政治学』大道安次郎訳、岩崎書店、1948 どうやらこいつは入手不可能。

ニクラス・ルーマン(2000→2016)『社会の宗教』

2000年刊行の遺稿編纂物。 Die Religion der Gesellschaft作者: Niklas Luhmann,Andre Kieserling出版社/メーカー: Suhrkamp Verlag AG発売日: 2002/06/01メディア: ペーパーバックこの商品を含むブログ (1件) を見る 社会の宗教 (叢書・ウニベルシタス)作者…

目次

1993年刊行。 馬場靖雄論文書庫:http://socio-logic.jp/baba/preview/recht.php 社会の法〈1〉 (叢書・ウニベルシタス)作者: ニクラスルーマン,Niklas Luhmann,馬場靖雄,江口厚仁,上村隆広出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2003/12メディア: 単行本…

ルーマン『社会の法』第1章「法理論はどこから出発すべきか」

isbn:458800767X >

ルーマン『社会の法』第2章「法システムの作動上の閉鎖性」

isbn:458800767X >

isbn:458800767X I 時間拘束からの出発 II 法の機能の探索: 時間拘束の法的解決-と-その機能的等価物(希少性とリスク) III 機能の実現: 抗事実的予期の産出・維持・更新の進化的係留点としての「決定産出組織」(裁判所と議会) IV 法と政治の分化 V い…

ルーマン『社会の法』第4章「コード化とプログラム化」

isbn:458800767X >

IV 法における正義の位置

p.259-260 「先例を指向する」という法システムの傾向が、正義という偶発性定式によって修正される。 実定法は、決定が打倒する根拠を決定によって変更する。 正義は、これに対する追加的な(オープンな決定状況を新たに作り出すための)修正装置である: そ…

III 複雑性のもとでの決定の一貫性: 「適度な複雑性としての正義」

[01] 伝統的な議論:〈交換的正義/配分的正義〉 [02] 印刷技術以降:「等しいケースには等しい判決を」(ドグマティクに定位した法的営為)←決定の一貫性としての正義 [03] 問題の抽象化: 「なにが同じ(/同じではない)ものとして扱われるか」。等しい事…

II 偶発性定式の機能: 〈規定不能なもの/規定可能なもの〉の架橋

[01] この問題を、価値概念に訴えて考察するのをやめるために、ここで「偶発性定式」概念を導入しよう。 例: 学システムにおける 制限性 Limitationalität(=否定の生産性)の原理 経済システムにおける 希少性の原理 宗教システムにおける 唯一神の理念 …

I 準拠問題:規範的プログラムによるシステム統一性の投企(=法システムの自己制御)

[01-02] 作動の反復可能性がシステムを統一体として実現する。しかし、この統一性をそのまま、システムのうちで・反省によって 把握することはできない。 法システムの内部で生じうるのは、 [03] ローカルな言及: 〈妥当している法〉として働いている特定の…

見出し

isbn:458800767X [06] I 準拠問題: 規範的プログラムによるシステム統一性の投企(=法システムの自己制御) [07] II 偶発性定式の機能: 〈規定不能なもの/規定可能なもの〉の架橋 [07] III 複雑性のもとでの決定の一貫性: 「適度な複雑性としての正義」…

III

288-289 ローマ市民法が、概念を事案に、事案を概念へと同調させる、より複雑な法の発展へと一歩を踏み出す時には、ある種の法概念が同時に生じている。これは決して偶然のことではない。その概念とは、法システムと経済システムとの構造的カップリングに好…

第6章「法の進化」

isbn:458800767X > I II III VI V VI

ルーマン『社会の法』第7章「法システムにおける裁判の位置」

isbn:4588007688 >