Heidegger

涜書:齋藤(2012)『存在の解釈学』/前田(2008)『心の文法』

続き。 (9/9)社会学研究互助会第三回 前田泰樹『心の文法』合評会、参加者募集中です: http://d.hatena.ne.jp/contractio/20120909 存在の解釈学: 『存在と時間』の構造・転回・反復作者: 齋藤元紀出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2012/03/15メデ…

涜書:齋藤(2012)『存在の解釈学』/前田(2008)『心の文法』

昨日の続き。 (9/9)社会学研究互助会第三回 前田泰樹『心の文法』合評会、参加者募集中です: http://d.hatena.ne.jp/contractio/20120909 存在の解釈学: 『存在と時間』の構造・転回・反復作者: 齋藤元紀出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2012/03/…

涜書:齋藤(2012)『存在の解釈学』/前田(2008)『心の文法』

左。4月に購入した書籍をようやく。本日は第3〜5章を。 8月31日(金)の夜に、著者の講演会があるそうです。 齋藤元紀「ハイデガーと解釈学」http://blog.goo.ne.jp/eksistenz/e/b28a25a85c15b0d86091b8c39da15998 右。9/9 の合評会に備えて第1章を。 社会…

お買いもの・涜書:ハイデッガー研究会『科学と技術への問い』

「編者7人」にびっくりしてたら、共著者が25人近くいた。 科学と技術への問い―ハイデッガー研究会第三論集作者: 山本英輔,齋藤元紀,相楽勉,小柳美代子,関口浩出版社/メーカー: 理想社発売日: 2012/08メディア: 単行本この商品を含むブログ (2件) を見る 第…

おかいもの:来るべき何もする気が出ない夜のために

備えてハイデガー本を購入。 ・・・と思ってたのに、ついうっかり3章まで読んでしまった。止めます。 存在の解釈学: 『存在と時間』の構造・転回・反復作者: 齋藤元紀出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日: 2012/03/15メディア: 単行本 クリック: 4回この…

ハイデガー『古代哲学の根本諸概念』

通勤読書。古代哲学の根本諸概念〈第2部門〉講義(1919‐44) (ハイデッガー全集)作者: ハイデッガー,Martin Heidegger,Will Klunker,左近司祥子,ヴィルクルンカー出版社/メーカー: 創文社発売日: 1999/07メディア: 単行本この商品を含むブログ (1件) を見る

荒畑『世界内存在の解釈学』

細川本に倦んで第一部を再訪。 池田本との比較に役立つ本ではないが──無責任に読んでる限りは──いろいろコントロバーシャルで楽しい。 世界内存在の解釈学―ハイデガー「心の哲学」と「言語哲学」作者: 荒畑靖宏出版社/メーカー: 春風社発売日: 2009/04/01メ…

涜書:細川亮一(2000)『ハイデガー哲学の射程』

再訪。 ハイデガー哲学の射程作者: 細川亮一出版社/メーカー: 創文社発売日: 2000/02メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 第一章 形而上学 第二章 存在論 第三章 現象学 第四章 現存在の存在論 第一章 形而上学 存在論に取り組む際に、範例的存在者…

いただきもの:池田『行為と世界』

ありがとうございます。 http://d.hatena.ne.jp/contractio/20090114#p3 http://d.hatena.ne.jp/contractio/20111122#p1 序論 1. 意識から行為へ 2. ハイデガー存在論と行為の概念 3. 〈人間的現存在に固有な行為〉の再発見 第一章 作用から行為へ──初期ハイ…

涜書:谷『意識の自然』

サルベージ。第III部第1章と第7章を確認読み。 へー。これって勁草なんだ...。 意識の自然―現象学の可能性を拓く作者: 谷徹出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1998/10/01メディア: 単行本 クリック: 6回この商品を含むブログ (12件) を見る 序 I フッサー…

お買いもの:渡邊編『ハイデガー「存在と時間」入門』

有斐閣の例の一冊が文庫で復刊。 しかし私、この本の存在を知りませんでした。目につかないほど売れなかったんですかね(?)。 ともあれ帰宅車中にて瞬殺。 ハイデガー「存在と時間」入門 (講談社学術文庫)作者: 渡邊二郎,岡本宏正,寺邑昭信,三冨明,細川亮…

涜書:池田『存在と行為』

インテンシヴ・リーディング モードなう。5周目。ハイデガー存在と行為―『存在と時間』の解釈と展開作者: 池田喬出版社/メーカー: 創文社発売日: 2011/10メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログを見る

涜書:池田『存在と行為』第四章

本書全体のモチーフが perfection (の批判)であることまではわかった。 とりあえずこの周はここまで。ISBN:9784423171523 第四章 幸福・死・時間性──ハイデガーとアリストテレス 1 ハイデガーによるアリストテレス幸福論の批判 2 完了存在としてのテロス 3…

涜書:池田『存在と行為』第三章

この章むつかしいわ。 ISBN:9784423171523 第三章 道徳性の実存論的-存在論的基礎──『存在と時間』におけるエートスの学 1 善悪に基づく責任概念に対する存在論的批判 2 自己統制と道徳的懐疑 3 責めある存在──道徳性の実存論的基礎 3-1 責めの実存論的分析─…

涜書:池田『存在と行為』第二章

ISBN:9784423171523 第二章 行為と自己理解──行為者性に対する実存論的アプローチ 1 行為とは何か──議論状況の概観 2 行為能力の理解──理解の存在者的意味 3 目的であるもの・有意味性・世界内存在──理解の存在論的意味 3-1 目的であるもの 3-2 有意味性 3-3…

涜書:池田『存在と行為』第一章

4周目。しばらくインテンシヴ・リーディング モードで。 合評会があると伺いましたが、ネットに情報は出ていないのかな。 ハイデガー存在と行為―『存在と時間』の解釈と展開作者: 池田喬出版社/メーカー: 創文社発売日: 2011/10メディア: 単行本 クリック: …

お買いもの:池田『存在と行為』/スキナー『近代政治思想の基礎』

双方ともに、まことに遅ればせながらようやく。 ハイデガー存在と行為―『存在と時間』の解釈と展開作者: 池田喬出版社/メーカー: 創文社発売日: 2011/10メディア: 単行本 クリック: 1回この商品を含むブログを見る 序論 1 存在と行為──問題設定 2 「ハイデガ…

レーヴィット『パスカルとハイデガー』

あちこち滞りまくっているが、何もする気が起きない夜の涜書。 パスカルとハイデッガー―実存主義の歴史的背景 (1967年)作者: カール・レヴィット,柴田治三郎出版社/メーカー: 未来社発売日: 1967メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る Karl Löwith (…

グレーシュ『『存在と時間』講義』/門脇『『存在と時間』の哲学I』

日曜日の研究会(夜の部)にて喋りかけて完遂できなかったはなしを確認するために、双方をぱらぱらと。 『存在と時間』講義―統合的解釈の試み作者: ジャングレーシュ,Jean Greisch,杉村靖彦,伊原木大祐,松本直樹,川口茂雄,重松健人,関根小織,鶴真一出版社/メ…

お買いもの思案:荒畑靖宏『世界内存在の解釈学』/竹内聖一「実践的知識と意図」

via faa これはたぶん買いかなー。世界内存在の解釈学―ハイデガー「心の哲学」と「言語哲学」作者: 荒畑靖宏出版社/メーカー: 春風社発売日: 2009/04/01メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (5件) を見る 「言語」の観点から、現代の英米哲…

ジャンニ・ヴァッティモ(1990)『近代の終焉』

google:ヴァッティモ してみたら、いろいろ発見。■ヴァッティモ本人が管理しているらしいウェブサイト:http://www.giannivattimo.it/ ■翻訳 Gianni Vattimo, Das Ende der Moderne, Philipp Reclam, Stuttgart, 1990 ISBN:3150086248(→ジャンニ・ヴァッテ…

池田喬「行為と世界──初期ハイデガー哲学の研究」

これ読めませんかね。>誰か 池田喬「行為と世界──初期ハイデガー哲学の研究」(東京大学文学部 博士論文 2008年度)http://www.l.u-tokyo.ac.jp/postgraduate/database/2008/598.html 残念ながら、BookPark には載ってないみたい。 http://www.bookpark.ne.…

涜書:ガダマー『真理と方法』II

『存在と時間』では、カントの第一批判に倣った超越論的な道具立てを用いて議論が展開されていた。後にこの道具立ては ハイデガー自身によって捨て去られる。捨てられたことにはそれなりの事情があるわけだが、その事情を承知の上で ここでガダマーは、捨て…

ジャン・グレーシュ講演邦訳二本

メモ。 一昨年来日したときの講演が邦訳されております。http://www.l.u-tokyo.ac.jp/philosophy/news/profgreisch.html ジャン・グレーシュ「一体なぜ〈なぜ〉なのか : ハイデガーとキリスト教神秘主義」、杉村靖彦訳、京都大学宗教学研究室紀要、9-Dec-200…

ハイデガー拾遺

2-1 否定神学について 2-2 ハイデガーの形而上学期について 2-3 ドレイファス-門脇解釈について ハイデガー拾遺 [←ここ] 先方のコメント欄で面白いことを言っている人がいるので曝しアゲておきますよ。 http://d.hatena.ne.jp/deepbluedragon/20081225/p1#…

ハイデガーにおける論理学と形而上学2(2/3)

蒼龍先生へのお返事、続きです。 2-1 否定神学について 2-2 ハイデガーの形而上学期について [←ここ] 2-3 ドレイファス-門脇解釈について ハイデガー拾遺 このエントリでは、このあたりについて: 【コメント2】 まるでハイデガーが新しい形而上学(新し…

ハイデガーにおける論理学と形而上学2(1/3)

先方ではすでに総括宣言みたいななにかが出ておりますが(微苦笑)。 蒼龍先生:このブログでハイデガーについて書くとろくなことがないhttp://d.hatena.ne.jp/deepbluedragon/20081225/p1 「なぜ何事も無いのでは無く、むしろ碌でも無いことが有るのか」 と…

宴の支度:事実性の解釈学

ミーティング@馬場。 最終調整。とかいってまだ原稿完成してなかったりする。等価機能主義とシステム論──方法と理論──との関係について喋っていて、ハイデガーの名が口をついて出てきたところで想い出したのだが、「システムの統一性」および「端緒テーゼ」…

マルティン・ハイデガー(1927)『存在と時間』

1927年4月刊行物。存在と時間〈1〉 (中公クラシックス)作者:ハイデガー中央公論新社AmazonISBN:4121600533 ISBN:412160055X 予告されたもの 第1部 現存在の解釈と時間の解明 第1編 現存在の基礎分析 第2編 現存在と時間性 第3編 時間と存在 第2部 存在論の歴…