Luhmann

服部高宏(1991-1992)「システム理論と法・法的思考」

服部高宏(1991)「システム理論と法・法的思考─「法の射程」研究序説1」 国学院大学法学会 国学院法学 29(1).http://ci.nii.ac.jp/naid/40001285627 服部高宏(1992)「システム理論と法・法的思考─「法の射程」研究序説2」 国学院大学法学会 国学院法学 29…

中野敏男(1993)『近代法システムと批判』

朝カル講義準備。http://socio-logic.jp/luhmann_acc/ この本、2-2で、論文集『法の分化』(1981)に即したかたちで、やや詳しく〈記述理論/規範理論〉〜〈システム理論/決定理論〉について論じてるね。 近代法システムと批判―ウェーバーからルーマンを超…

トイブナー編(1995→2011)『結果志向の法思考』

朝カル4月講座準備:http://socio-logic.jp/luhmann_acc/ 付録でついてる小川浩三さんの解説が面白くて勉強になります。 結果志向の法思考: 利益衡量と法律家的論証作者: グンタートイブナー,Gunther Teubner,村上淳一,小川浩三出版社/メーカー: 東京大学出…

カール・ドイッチュ(1963→1986/2002)『サイバネティクスの政治理論』

『信頼―社会的な複雑性の縮減メカニズム』第5章冒頭で参照されているもの。 Karl W. Deutsch, 1963, Nerves of Government: Models of Political Communication サイバネティクスの政治理論作者: K.W.ドイッチュ,Karl W. Deutsch,伊藤重行,高山巌,薮野祐三,…

借りもの:ジェームズ・スミス(1991→1994)『アメリカのシンクタンク』

http://d.hatena.ne.jp/contractio/20160929 の続き。ランド研の章だけ別途抜書。 5章が「経済学が政治の中枢に食い込んだ事情+ランド研誕生まで」で、6章がついにようやくケネディとジョンソンの時代。 原著: James A. Smith, 1993, Idea Brokers: Thin…

(11/10)酒井泰斗 論文執筆準備作業進捗報告会

共著論文執筆のための準備作業に関する進捗報告会への参加者を募集します。 作業課題は次項、共著者は 高 史明さん(社会心理学)です。 ※進捗報告会の開催は必ずしも実際の執筆ひいては完成を保証するものではなく、「調べてみたところ特に書くべきことがな…

涜書:吉見&水越(1997)『メディア論』/佐藤(1985)『マス・コミュニケーション論I』

『マスメディアのリアリティ』講義の準備。http://socio-logic.jp/luhmann_acc/ 放送大学、むかしはテレビ大学って言ったらしいぜ。 メディア論 (放送大学教材)作者: 吉見俊哉,水越伸出版社/メーカー: 放送大学教育振興会発売日: 2004/07メディア: 単行本購…

借りもの:藤本一美編(2004)『ジョンソン大統領とアメリカ政治』

ジョンソン大統領とアメリカ政治作者: 藤本一美出版社/メーカー: つなん出版発売日: 2004/10メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログを見る はしがき 第1部 ジョンソン政権論 第1章 ジョンソン政権と米国政治(1964〜68年) 第2章 若き日のリ…

お買いもの:末次俊之(2012)『リンドン・B・ジョンソン大統領と「偉大な社会」計画』

リンドン・B.ジョンソン大統領と「偉大な社会」計画―“ニューディール社会福祉体制”の確立と限界作者: 末次俊之出版社/メーカー: 専修大学出版局発売日: 2012/03メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 版元:http://www.senshu-up.jp/book/b200567.html…

お買いもの:ルイス・コーザー(1965→1970)『知識人と社会』

『アメリカのシンクタンク―大統領と政策エリートの世界』第1章経由。 http://d.hatena.ne.jp/contractio/20160929 知識人と社会 (1970年)作者: L.コーザー,高橋徹出版社/メーカー: 培風館発売日: 1970メディア: ?この商品を含むブログ (1件) を見る Lewis A…

ルーマン(1975)『権力』/(2000)『社会の政治』

信頼論準備。http://socio-logic.jp/pr/2016_SakaiTaito.php 権力作者: ニクラス・ルーマン,長岡克行出版社/メーカー: 勁草書房発売日: 1986/09/01メディア: 単行本購入: 2人 クリック: 16回この商品を含むブログ (47件) を見る メモ:http://d.hatena.ne.jp…

借りもの:キャルホーン『ハーバマスと公共圏』

『マスメディアのリアリティ』講義の準備。http://socio-logic.jp/luhmann_acc/ 1989年9月に『公共性の構造転換』英訳刊行を記念して行われたシンポジウムの記録。 マイケル・シュドソン(1989)「かつて公共圏は存在したのか?存在したとすればいつなのか?…

借りもの:ジェームズ・スミス(1991→1994)『アメリカのシンクタンク』/鈴木崇弘・上野真城子(1993)『世界のシンク・タンク』

『世界のシンク・タンク―「知」と「治」を結ぶ装置』 『アメリカのシンクタンク―大統領と政策エリートの世界』 James A. Smith, 1993, Idea Brokers: Think Tanks And The Rise Of The New Policy Elite. ISBN:0029295513 後者は「米国現代政策史の中でシン…

シルヴィア・ナサー(1998→2002)『ビューティフル・マインド』

ビューティフル・マインド: 天才数学者の絶望と奇跡 (新潮文庫)作者: シルヴィアナサー,Sylvia Nasar,塩川優出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2013/10/28メディア: 文庫この商品を含むブログ (11件) を見る ISBN:4105415018 プロローグ 第I部 ビューティフル…

ウィリアム・パウンドストーン(1992→1995)『囚人のジレンマ―フォン・ノイマンとゲームの理論』

囚人のジレンマ―フォン・ノイマンとゲームの理論作者: ウィリアムパウンドストーン,William Poundstone,松浦俊輔出版社/メーカー: 青土社発売日: 1995/03/01メディア: 単行本購入: 5人 クリック: 57回この商品を含むブログ (36件) を見る ジレンマ ジョン・…

大渕憲一(2015)『葛藤と紛争の心理学─人はなぜ争い、どう和解するのか』

紛争と葛藤の心理学―人はなぜ争い、どう和解するのか (セレクション社会心理学)作者: 大渕憲一出版社/メーカー: サイエンス社発売日: 2015/02/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る 1 社会的葛藤と紛争の社会心理学 2 社会的葛藤解決の心理的障壁──…

大渕憲一編(2008)『葛藤と紛争の社会心理学─対立を生きる人間のこころと行動』

葛藤と紛争の社会心理学―対立を生きる人間のこころと行動 (シリーズ 21世紀の社会心理学12)作者: 大渕憲一,高木修出版社/メーカー: 北大路書房発売日: 2008/09メディア: 単行本 クリック: 5回この商品を含むブログを見る 文献 「カテゴリー化」を最初に論じ…

ゲーム理論とランド研究所

A.ラパポート&A.M.チャマー『囚人のジレンマ―紛争と協力に関する心理学的研究』 ウィリアム・パウンドストーン『囚人のジレンマ―フォン・ノイマンとゲームの理論』 シルヴィア・ナサー『ビューティフル・マインド: 天才数学者の絶望と奇跡 (新潮文庫)』 ISB…

協調と紛争

松田昌史・山岸俊男(2002)「信頼と協力─依存度選択型囚人のジレンマを用いた実験研究」 心理学研究 72-5. 実験研究 http://htn.to/qpfRgA 鈴木有香(2005)「紛争解決教育の理論と実践─コロンビア大学ティチャーズ・カレッジ 協調・紛争解決国際センター(…

借りもの:ブルーナー『心を探して:ブルーナー自伝』

信頼論準備。 パーソンズへの参照は ch.01 note 11. 社会心理学批判。 ブルーナーへの参照は ch.04 note 01. 確率計算と信頼の区別。 社会体系と行為理論の展開作者: タルコットパーソンズ,Talcott Parsons,田野崎昭夫出版社/メーカー: 誠信書房発売日: 1992…

いただきもの:ルーマン(2000→2016)『社会の宗教』

どうもありがとうございます。 おそろしいことに、これで『社会の理論』シリーズ全巻の邦訳が揃ってしまいました。 社会の宗教 (叢書・ウニベルシタス)作者: ニクラス・ルーマン,土方透,森川剛光,渡曾知子,畠中茉莉子出版社/メーカー: 法政大学出版局発売日:…

借りもの:トーマス・ヴェスティング(2007→2015)『法理論の再興』/熊野純彦(2003)『差異と隔たり』

なんと。左の本はルーマン法理論basedな法理論の教科書だったよ\(^o^)/ びっくり。 右の本の索引には「ルーマン」が4回。 法理論の再興作者: トーマスヴェスティング,Thomas Vesting,毛利透,福井康太,西土彰一郎,川島惟出版社/メーカー: 成文堂発売日: 20…

「ルーマン解読(3):三谷武司さんと『目的概念とシステム合理性』を読む」@朝カル新宿

2016年度は 4/20 から全3回で表記の講座を開催します。関心のあるかた、ご予定おきください。 ルーマン講座情報まとめ頁:http://socio-logic.jp/luhmann_acc/ ニクラス・ルーマン解読(3):「組織合理性の社会学」(『目的概念とシステム合理性』を読む) …

ルーマン・フォーラム オフライン:ニクラス・ルーマン『社会の道徳』合評会

道徳・倫理学は、社会学者ニクラス・ルーマンが繰り返し検討した主題ですが、この主題に関する主要な既発表論考を まとめたものが本書です。 翻訳が刊行されたのを期に、政治思想史・倫理学分野の評者を招いて合評会を開催します。 開催日時: 2015年10月12…

ニクラス・ルーマン(2008)「《ロマン主義芸術》再記述」

メニングハウス読書会参加者への馬場さんからの私訳のプレゼント。 春のルーマン祭り4:メニングハウス『無限の二重化』読書会 http://d.hatena.ne.jp/contractio/20150407http://socio-logic.jp/events/201506_menninghaus.php ニクラス・ルーマン(2008)…

春日淳一(1996)『経済システム』

経済システム作者: 春日淳一出版社/メーカー: 文眞堂発売日: 1996/01/01メディア: 単行本この商品を含むブログを見る はしがき 第1部 ルーマンの経済システム論 第1章 オートポイエティック・システムとしての経済 第2章 経済システムとその環境 第3章 …

涜書:ホーレンシュタイン(1976→1987)『言語学・記号学・解釈学』

メニングハウス(1987→1992)『無限の二重化』読書会準備。 http://socio-logic.jp/events/201506_menninghaus.php 春のルーマン祭り:http://socio-logic.jp/luhmann_acc/ 言語学・記号学・解釈学作者: エルマーホーレンシュタイン,平井正,菊池雅子,菊池武…

いただきもの:ルーマン『社会の道徳』

ありがとうございます。 まだ全国の書店では手にはいりませんが、ただいま紀伊國屋書店新宿本店3階で開催中のブックフェア 「じんぶんや:社会のブックガイド」(3/20〜5/6) だけで特別に先行販売中です。 ぜひ期間中にフェア会場にお立ち寄り下さいませ。…

春のルーマン祭り:酒井泰斗「ニクラス・ルーマン解読(1):小松丈晃さんと『リスクの社会学』を読む」@朝カル新宿ほか

2013年5月*、2014年11月**に引き続き、4/20 から全3回で表記の講座を開催します。 関心のあるかた、ご予定おきいただければ幸いです。受講料など詳細については、二月の中旬までには主催者からアナウンスがあるものと思います。 * 北田暁大+酒井泰斗「ル…

涜書:出口 顕(2013)『ほんとうの構造主義』

ほんとうの構造主義 言語・権力・主体 (NHKブックス)作者: 出口顯出版社/メーカー: NHK出版発売日: 2013/11/21メディア: 単行本(ソフトカバー)この商品を含むブログ (9件) を見る 序章 シベリアのラカン 第一部 主体と作品の解体 第1章 作者はなぜ死んで…